テンプレートのつくり方

__ 2

 

シェイプスクールの生徒さんからの質問で最も多いのがこれです。
「テンプレートってどうやってつくるのですか?」
テンプレートのつくり方の決まりはありません。
どんなつくり方が一番良いのか?、他のシェイパーさんがどのように作っているのかも知りませんが、私の長年やっている方法を説明しますね。__ 1

  1. 目的のボードをイメージする__ 5
    テンプレートをつくるからには、その目的のボードのプランが頭の中に必要です。
    大まかな形、特定のポイントの数値、気に入っているボードなどがあれば、そのイメージなどををもとに、実際のブランクスにプロットしていきます。
    ボードの設計プログラムなどの数値も、役立つことが多いです。
  2. アウトラインを描く
    今までの手持ちのテンプレートを何枚も組み合わせてプロットをつないでアウトラインを完成させます。
    この時、数値を優先するのであれば、プロットの上をどうしても通す必要があるし、カーブを優先するのであれば、少しの妥協は必要かもしれませんね。
    私の場合はフリーハンドなども交えて、とりあえずアウトラインを完成させます。
  3. アウトラインの修正
    テンプレートは次の新しいモデルのベースになるわけですから、とても重要なものです。
    離れたところから見たり、何回も何回も確認してカーブの乱れをなくして行きます。
    私の場合はここでマスターテンプレートを使って修正を加えていますが、これを持っている人は少ないと思うので、自分の手持ちのテンプレートの中で、一番信頼できるものを使って修正すると良いでしょう。
  4. アウトラインのカット
    実際にアウトラインをカットしてみると、もう一段高いレベルからラインを判断できます。
    変更したい部分があれば修正を加え、完璧なアウトラインを作り上げます。
  5. テンプレートへのトレースz__ 3
    新しく出来上がったアウトラインをベニヤ板に写します。
    アウトラインを切ったフォームの上にベニヤ板を乗せ、重りなどで固定し、鉛筆で下からフォームに沿ってラインを写していきます。
    これでテンプレートの下書きが完成しました。
    でも、まだカットしてはいけません。
  6. 実際のボードのシェイプ
    まだ終わりではありません。
    実際のテンプレートはいろいろなクセを持っています。
    ロッカーをつけたり、レールを作っていくうちにアウトラインの歪みに気づくことがあります。
    これが平面的な2次元では気がつかなかった3次元での歪みです。
    先ほどアウトラインを切ったボードは、新しくつくるテンプレートをフルテンプレートとして使った貴重なボードです。
    注意深くシェイプしながら、気づいた点をテンプレートにメモしておきます。
  7. テンプレートのカット
    テンプレートに書かれたメモをもとに、細かい補正を加えカットします。
    これでクセのあまり無いテンプレートの完成です。