※ 前編、
👉年齢は衰えではなく、設計条件だ
そして、この考え方は一本の形になりました
ここまで書いてきた
「年齢を設計条件として入れる」という考え方は、
頭の中の理屈ではありません。
私自身が、
年齢を重ねる中で
自分のボードに違和感を感じ、
削り直し、
試し、
また修正してきた結果――
ひとつの『答えの形』として残ったものがあります。
それが、
私がシェイプしてきたボードの中でも、
特に長い時間をかけて熟成させてきたモデルです。
速さより「早さ」、キレより「自然さ」
このモデルで私が一番大切にしたのは、
・無理に漕がなくても前へ出ること
・立つまでの動きが途切れないこと
・ターンを「起こす」のではなく「入っていける」こと
若い頃のような瞬発力や勢いではなく、
今の身体のリズムで、自然に波と噛み合うこと。
それは結果的に、
「楽」だけれど、
決して退屈ではないボードになりました。
このボードは、年齢のためのボードではありません
誤解してほしくないのは、
これは「年配者向け」のボードではない、ということです。
これは、
・今の自分の身体を正確に理解したい人
・昔の感覚を無理に再現しようとしている人
・サーフィンを長く、気持ちよく続けたい人
そんなサーファーに向けて、
15年間、自分自身で試し続けた考え方を形にした一本です。
もし今、少しでも引っかかるものがあったなら
このブログを読んで、
「最近、ボードが合っていない気がする」
「昔より疲れる理由が分かった気がする」
「今の自分に合う形を、一度ちゃんと考えてみたい」
そう感じたなら、
それはきっと偶然ではありません。
このモデルは、
そんな違和感の延長線上で生まれました。
※この考え方を、
さらに具体的な設計や乗り味としてまとめたのが
JNB Fat3 です。
次の記事では、
なぜこのアウトラインなのか、
なぜこのボリューム配分なのか、
そしてどんなサーファーに向いているのかを、
もう少し踏み込んで書いていきます。
※ 続き、
👉サーフィンを続けるために、削ったもの

