サーフボードを選ぶとき、
あなたは何を基準にしていますか?
長さ、幅、厚み。
ロッカー、アウトライン、ボリューム。
あるいは、
「若い頃に乗っていた感覚」
「憧れのサーファーが使っているモデル」
多くの人が、ここまでは真剣に考えます。
でも――
「年齢」を、きちんとボード選びに入れている人は、意外と少ないように感じます。
年齢は、衰えではなく「変化」です
年齢を考慮する、というと
「もう若くないから…」
「体力が落ちたから…」
そんなネガティブな響きに聞こえるかもしれません。
でも、私はそうは思っていません。
年齢によって変わるのは、
・筋力
・柔軟性
・回復力
・無意識の動き
そうした身体の使い方のバランスです。
それは衰えではなく、
確実な「変化」です。
そしてその変化は、
サーフボードの設計と、確実に関係しています。
若い頃と同じボードが、同じ答えを出すとは限らない
20代の頃に調子が良かったボード。
30代で少し無理を感じ始め、
40代で「なぜか合わない」と感じる。
それは、あなたの感覚が鈍ったからではありません。
むしろ逆で、
身体と感覚が正直になっただけです。
・パドルで無駄に力を使っていないか
・テイクオフで一瞬の遅れを感じていないか
・ターンのきっかけを『作りに行って』いないか
こうした小さな違和感は、
年齢とともに、はっきりと表に出てきます。
年齢を入れると、ボードは「楽」になります
ここで言う「楽」とは、
手を抜くことでも、逃げることでもありません。
・パドルが自然に前へ進む
・立つまでの動きが途切れない
・ターンに入るまでに迷いがない
そうした無駄のない動きができる、ということです。
年齢をボード選びに入れると、
サーフィンはシンプルになります。
そして結果的に、
本数も、笑顔も増えるのです。
上達とは、若返ることではありません
「もっと若い頃のように乗りたい」
そう思う気持ちは、自然です。
でも、
本当の上達は、若返ることではなく
今の自分に合った道具を選べることだと、私は思います。
年齢を受け入れ、
身体の変化を理解し、
それに合ったボードに乗る。
それは妥協ではなく、
とても前向きな選択です。
あなたは、年齢を入れていますか?
もし今、
「最近ボードがしっくり来ない」
「昔より疲れる」
「でも理由がよく分からない」
そう感じているなら、
一度だけ考えてみてください。
そのボード、
今のあなたの年齢を、ちゃんと考えて作られていますか?
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