FIN」カテゴリーアーカイブ

OGM フィン哲学

OGM Fin Philosophy

なぜ、OGMはフィンを作るのか。

サーフボードは、
シェイプしただけでは完成しません。

水の中でボードを導くのは、
最後に取り付けられる小さなパーツ――
フィンです。

アウトライン、ロッカー、レール、ボリューム。
ボードの性格を決める要素はいくつもありますが、
実際のターンのフィーリングやスピードの出方は、
フィンによって大きく変わります。

私は長い間シェイプを続ける中で、
「このボードには、このフィンが必要だ」
と感じる場面を何度も経験してきました。

既製のフィンでもサーフィンはできます。
しかし、ボードの設計思想と完全に一致するフィンは、
意外なほど存在しません。

だからOGMでは、
ボードのコンセプトに合わせて
フィンそのものもデザインしています。

フィンは、単なるパーツではありません。
ボードの性能を完成させるための
最後のデザインです。

OGMフィンは、
シェイパーの視点から生まれた
サーフボードのためのフィンです。

 

 

 

OGM Free Flow 8

波に一本のラインを描くためのシングルフィン

OGM Free Flow 8 は、ミッドレングスのために設計された 8インチのシングルフィンです。

オーソドックスで美しいアウトラインに、やや薄めのトップフォイル。
この組み合わせが生み出すのは、引っかかりのないスムーズな加速と、自然で素直なコントロールです。

リラックスしたテイクオフから、そのままフェイスを滑り降りるようにダウンザラインへ。
シングルフィン特有のストレートなスピードが気持ちよく伸びていきます。

そしてターンでは、ボード全体を使った大きく流れるマニューバー
無理に動かさなくても、ボードが自然にラインを描いていく感覚があります。

細かく刻むサーフィンではなく、
波のフェイスに一本のラインを描くようなサーフィン。

無駄な動きを求めない、洗練されたサーファーのためのフィンです。

OGM Free Flow 8  ——————————

MATERIAL:    Performance Glass

COLOR:    SMOKE

CATEGORY:    MID LENGTH FIN

PRICE:    ¥17,800+TAX

 

 

 

OGM Performance Twin(FUTURE仕様)

走り過ぎないツイン。だからコントロールできる。

ツインフィンの魅力は、スピードと自由なラインです。
ただ、従来のワイドベースキールではスピードが出過ぎてしまい、コントロールが難しくなる場面もあります。

OGM Performance Twin は、ニュートラルなスイープ角と、ややコンパクトなベースサイズの組み合わせによって、そのバランスを見直しました。

過剰な加速感を抑えながら、ツインらしいスピードはしっかりと残す。
そのうえで、ボードをしっかりコントロールできるフィンを目指しています。

ドライブ、ホールド、リリース、そしてフロー。
それぞれの要素がどれか一つだけ強く出るのではなく、自然につながる感覚。

ツインのスピードと自由なラインを活かしながら、
より高い操作性を求めるサーファーのためのツインフィンです。

Character

Speed ★★★★☆
Drive ★★★★☆
Control ★★★★★
Release ★★★★☆


OGM Performance Twin

SIZE : Base:162mm / Depth:128mm

MATERIAL : Performance Glass

FIN FOILS : 80/20 FOIL

COLOR : SMOKE

CATEGORY : Performance Twin

PRICE : ¥17,800+TAX

 

 

OGM 6M(FUTURE仕様)

OGM MID DRIVE – 6M

Lじゃ重い。Mじゃスピードが足りない。」
そんな人のためのトライフィンです。

ドライブ系のサイドフィンに、
やや小さめのセンターフィンを組み合わせました。

通常のトライフィンよりも
スピードを保ったまま、軽く切り返せるのが特徴です。

実は、フィンをデザインするときに
一番悩むのは大きさです。

形については、
どんなマニューバーを想定するかによって

・スイープ
・ベース
・高さ
・トップとベースの面積比

など、比較的数値で整理することができます。

フォイルについても同じです。

フラットフォイル、
インサイドフォイル、
80/20
フォイル。

どんなカーブのターンを描きたいのか。
どんなボードで使うのか。

目的を考えれば、
答えは比較的見えてきます。

しかし、フィンの大きさだけは別です。

最終的に頼りになるのは、
テストで得られる感触です。

このフィンには、
あえて想定体重を設定していません。

今あなたが使っている、
調子の良いフィンの大きさを基準に考えてください。

Lでは大きすぎる。
M
ではスピードが足りない。

そんな人にちょうどいいサイズ。

ドライブは強く。
スピードは速く。
それでいて、切り返しは軽い。

Lじゃ重い。
M
じゃ足りない。」

その間を狙ってデザインしました。

 

OGM MID DRIVE – 6M

SIDE FINS : Base:116mm / Depth:114mm

CENTER FIN : Base:106mm / Depth:110mm

MATERIAL : Performance Glass

FIN FOILS : FLAT FOIL

COLOR : BLUE

CATEGORY : Thruster

PRICE : ¥17,800+TAX

 

 

 

 

トライとクアッドの違い

フィンセッティングで変わるサーフボードの性格

ここで述べる内容は、あくまで OGM 個人のコンセプトと見解です。
他のシェイパー・メーカー・ショップの考えを否定するものではありません。

サーフボードの性能を大きく左右する要素のひとつに、フィンセッティングがあります。

フィンはボードの中では小さなパーツですが、
その本数や配置が変わるだけで、ボードの性格は大きく変わります。

スピードの出方。
ターンの感覚。
波のラインの取り方。

同じボードでも、
トライ(3フィン)とクアッド(4フィン)では
まったく違う乗り味になることも珍しくありません。

今回は、サーフボードで最も一般的な

トライフィン(3フィン)
クアッド(4フィン)

この2つのフィンセッティングの違いについて、
シェイパーとしての視点も交えながら整理してみたいと思います。

1. トライフィン(3フィン)の特徴

現在もっともスタンダードなフィンセットで、
いわば 教科書的なオールラウンドセッティング です。

幅広いコンディションで扱いやすく、
安定したコントロール性能が魅力です。

特徴

  • 安定したドライブ感
  • コントロール性が高く、ターンの切り返しがしやすい
  • 直進性と旋回性のバランスが良い
  • パワーのある波でも安定感が高い
  • オールラウンドに対応できる定番セッティング

乗り味

トライ特有の 「軸で回す」ターン感 があり、
レールワークとピボット感のバランスが心地よいのが特徴です。

ひと言で言うと

コントロール重視。
安定したターン性能を求める方向け。

2. クアッド(4フィン)の特徴

クアッドは センターフィンが無い構造のため、
水の抵抗が少なく、スピード性能に優れたセッティングです。

特に
小波やパワーの弱い波でも走り出しが速い
という特徴があります。

特徴

  • 圧倒的な加速力
  • 小波でも走り出しが速い
  • レールホールドが強い
  • ダウンザラインのスピードが出やすい
  • ピボットターンはやや苦手

乗り味

横方向への伸びが強く、
波のラインに沿ってスピードを維持するサーフィンがしやすいのが特徴です。

ひと言で言うと

スピード重視。
横への伸びや加速感を求める方向け。

トライは「ターンで波に乗る」感覚。
クアッドは「スピードで波を走る」感覚。

3. ビッグウェーブでクアッドが増えた理由

近年、
ジョーズ・ナザレ・マーヴェリックスなどのビッグウェーブでは
クアッドセッティングが増えてきています。

その理由は、巨大な波で必要になる 高速性能と安定性 にあります。

圧倒的なスピード性能

ビッグウェーブでは

遅い = 危険

センターフィンがないことで抵抗が減り、
巨大なフェイスを滑り降りるための
強い加速力を得ることができます。

高速域での安定したホールド

高速になるほど
センターフィンは抵抗になりやすくなります。

クアッドはレール側の4枚でホールドを分散し、
高速でも安定したグリップを生みます。

高速でのライン変更のしやすさ

ビッグウェーブでは
ターンというより ラインを切り替える動き が多くなります。

クアッドはレール to レールの切り返しが軽く、
高速でもスムーズにラインを変えることができます。

4. ロングボードでのフィン設定(簡単に)

ロングボードでもフィン設定によって
乗り味は変わります。

トライ(21

  • 安定感が高い
  • ピボットターンがしやすい
  • ノーズライディングと相性が良い

という特徴があり、
クラシック~オールラウンド系のロングボードに多いセッティングです。

一方 クアッド

  • スピードが出やすい
  • 重いロングでも走り出しが速い
  • ダウンザラインの伸びが良い

といった特徴があり、
モダンロング系で使われることが増えています。

シェイパー視点から見たフィンセッティング

シェイパーの立場から言うと、
トライにするかクアッドにするかは、フィンを付ける段階で決めるものではありません。

多くの場合、ボードを設計する段階で
どちらのフィンセットで乗るボードなのかはすでに決まっています。

なぜなら、フィンは単独で働くパーツではなく、

  • アウトライン
  • ロッカー
  • ボトム形状
  • レール形状
  • テールデザイン

こうした ボード全体の設計と一体になって機能するものだからです。

トライとクアッドは
どちらが優れているというものではありません。

それぞれが持っている
スピードの作り方やターンの感覚が違うだけです。

自分のサーフィンスタイルや波質に合わせて
その違いを理解して選ぶことが、
サーフィンをより楽しくしてくれると思います。

フィンは小さなパーツですが、サーフボードの性格を決めています。

 

 

 

 

OGM LightSpeed(FUTURE仕様)

トライフィンとツイン+スタビライザーの中間に位置する、
新しいカテゴリーのフィンシステムとしてデザインしました。

サイドフィンにはLサイズよりやや大きめの面積を与え、
センターフィンはSサイズ相当のコンパクトなサイズに設定。
この組み合わせによって、トライフィンの持つ安定したドライブ性能をベースにしながら、
より軽快でスピード感のある乗り味を引き出しています。

大きめのサイドフィンがしっかりとした推進力とホールドを生み、
小さめのセンターフィンがターンの抵抗を減らすことで、
従来のトライフィンよりもスピードに優れ、
さらに素早く、自由度の高いコントロールを可能にしました。

トライフィンの安心感と、ツインのスピード感。
その両方の魅力を、よりバランス良く引き出すことを目指した
“Neo-Thruster”という新しい選択肢です。

Character

Speed ★★★★★
Drive ★★★★☆
Control ★★★★★
Release ★★★★☆

OGM LightSpeed      ——————————-

   SIDE FINS :   Base:115mm / Depth:122mm
CENTER FIN:   Base:102mm / Depth:106mm

   MATERIAL:   Performance Glass 

    FIN FOILS:    80/20 FOIL

        COLOR:    SMOKE

 CATEGORY:     Neo-Thruster 

          PRICE:     ¥17,800+TAX   

     

 

 

 

 

OGM LightSpeed(FCS II 仕様)

トライフィンとツイン+スタビライザーの中間に位置する、新たなカテゴリーのフィンシステムとしてデザインしました。

サイドフィンはLサイズよりやや大きく、センターフィンはSサイズ相当の組み合わせにすることで、トライフィンよりもスピード性能に優れ、さらに軽快なコントロール性を実現しています。
FCS IIに対応しています。

 

OGM LightSpeed

   SIDE FINS :   Base:115mm / Depth:122mm
CENTER FIN:   Base:102mm / Depth:106mm

   MATERIAL:   Performance Glass 

    FIN FOILS:    80/20 FOIL

        COLOR:    SMOKE

 CATEGORY:     Neo-Thruster 

          PRICE:     ¥17,800+TAX   

     

お問合せはこちら